歪な(いびつ)な真珠-本章-

Barocco(バロッコバロック);: barocco, : baroque : baroque, : Barock)とは、16世紀末から17世紀初頭にかけイタリアローママントヴァヴェネツィアフィレンツェで誕生し、ヨーロッパの大部分へと急速に広まった美術・文化の様式。バロックという語は、ポルトガル語barroco(歪な真珠)から来ているとする説が有力である。(出典:wikipedia )

まず、このブログを始める時に最初に悩んだのはとてもシンプルな事でした。

 

このブログの名前(笑)

 

ジェファンを語るに当たってどんなキーワードが良いのだろうと結構考えたと思います。

正直、受けを狙った面白い題名にしようかとも思ってました。

そんな時、大学時代の西洋音楽史の授業で習ったバロック音楽の『バロック』の言葉の意味。

歪な真珠

この言葉はバロック時代の過剰な装飾を持つ建築を批判するための用語として18世紀に登場したらしいのです。

そして何故か私はこの言葉を思い出したと当時にプデュの事務所評価のジェファンを思い出しました


PRODUCE 101 season2 [1회] 신의 목소리 우승자ㅣ개인연습생 김재환 170407 EP.1

歌は文句なし。だけどダンスはレッスンを受けた事がない。所属事務所がない。(所属経験はあり)

他の練習生が綺麗に形が整えられた丸い美しいフォルム(にこれからなろうとしている)真珠だとすれば、ジェファンはあの当時、101人の中で唯一の歪な真珠だったのではないかと思ったのです。

個人練習生は勿論、彼以外の何人かが参加していたけどあくまでアイドルを夢見て、その夢を叶えるためのあらゆる準備をしてきた子達である。けれどそれに反してジェファンはバンドアイドルとしてデビューするために前の事務所で準備を重ね、数多くのボスキンやライブハウスで歌とギターの腕を磨いてきた人である。


김재환 버스킹 모음 영상 • Kim Jaehwan's pre-PD101 busking/singing compilation (Part 1)

デビューを夢見たのに事務所を退社し、(明確な理由は明かしていないと思うが、契約期間内でのデビューが出来ず更新が無かったのと思われる)ライブハウスや大学の舞台で歌いながら出た『神の声』でユンドヒョンをやぶって優勝するも、彼のファンからひんしゅくを買い業界から良い返事を貰えないまま過ごしていた彼に『神の声』の放送作家さんからプデュの話を貰い、取り敢えずミーティング(と言う名のオーディション)に行き、あれよこれよと言う間に参加が決まり...

もしかしたらこのプデュ参加に一番驚き、動揺や不安を押し隠していたのはジェファン本人に違いない。

慣れないダンスレッスンではいつも怒られてばかり


프로듀스101 2화 – 김재환 cut (PRODUCE 101 EP.02 – Kim Jae Hwan cut)

自分が本来目指していたジャンルの音楽ではないフィールドで比べられ、批判される事ほど辛いものは無かったと思う。

けれど、彼はその中でも決して腐らず、むしろ自分にできるベストなパフォーマンスを常に準備し、競争相手でもある練習生達を支え支えられながら次々とレジェンド級の舞台を仲間達と作り上げていくのです。


PRODUCE 101 season2 [단독/4회] ′여기는 완성형′ 이번 열차는 미안행~ㅣ슈퍼주니어 ♬Sorry, Sorry_2조 @그룹배틀 170428 EP.4


PRODUCE 101 season2 [단독/7회] "마음을 적신 감동의 무대" 니.나.노ㅣ아이오아이 ♬소나기 @포지션 평가 170519 EP.7


PRODUCE 101 season2 [단독/9회] '상위권 만렙이 모였다!'ㅣ국민의 아들 ♬NEVER @콘셉트 평가 170602 EP.9


PRODUCE 101 season2 [최종회] Hands on Me Final 데뷔 평가 무대 170616 EP.11

これをただ通して見ただけでもジェファンがこの期間、どれだけの熱量とたゆまぬ勤勉さで臨んでいたのかが伝わってきて込み上げるものがあります。

存在こそ、最初は過去に前例のない歪な存在だった彼がデビューグループのボーカルに彼なくして成り立たないと練習生、トレーナー、国プを認めさせる無限大の可能性を秘めた魅惑的な歪な真珠へと成長を遂げたのです。(ここまでくるともうバロックよりファムファタル的な要素が入ってくるような気がするのですが話逸れるのでやめときます)

 

そしてついにデビューを自らの力で勝ち取る事が出来ました(この呼ばれる瞬間、今もたまに見返してうるうるしている)


[김재환]팬들도 믿기지않았던 순간 그리고 계속 보고싶은 장면 (워너원 최종순발식)

と、ここまでを去年gyaoで期間限定配信で追った私の簡単な(でも長い)キムジェファン時系列でした。

次の更新する題材はまだ決めてませんが、ジェを始めとするワナワンメンバーにも触れていこうかと思います。